「公益信託の事業検討ワークショップ」の公益財団法人泉北のまちと暮らしを考える財団の事業案 ~ 公益信託[75]

公益信託の記事を掲載します。
公益財団法人泉北のまちと暮らしを考える財団が提案する「南大阪子ども・若者まなびの森公益信託(仮称)」について
を紹介します。
「公益信託の事業検討ワークショップ」とは
ガイドライン等の作成にあたっての具体的な事業モデルやニーズの把握、制度利用促進に向けた横展開可能なモデル事例の検討を主な目的として、公益信託の事業検討ワークショップが開催されています。
参加組織は次のとおりです
・ 全国こども食堂支援センターむすびえ
・ ちくご川コミュニティ財団
・ 長野県みらい基金
・ キッズドア
・ 全国フードバンク推進協議会
・ 泉北のまちと暮らしを考える財団
このうち、公益財団法人泉北のまちと暮らしを考える財団が提案する「南大阪子ども・若者まなびの森公益信託(仮称)」は次のとおりです
信託目的とは
相続財産として承継された歴史的建造物、登録有形文化財、大日如来像、山林、祭礼道具、美術品および古文書等を適切に保存管理し、これを主に不登校児童の教育、子供の健全育成、地域住民の学習および交流の拠点として活用することを目的とします。
あわせて、地域文化の承継、自然環境の保全、防災・連載に資する活動を推進し、もって地域社会の公益の増進に寄与します。
ステークホルダーは?
受託者:公益財団法人泉北のまちと暮らしを考える財団
運営協力:フリースクールA
受益者:フリースクール生徒、地域住民
信託管理人:遺言執行責任者、弁護士事務所A
事業内容は
① フリースクール運営事業
② 世代交流・教育拠点づくり
③ 環境・森林保全
④ 文化・歴史資産の保全
⑤ 寄付促進事業
⑥ 地域連携ガバナンス
寄附者などニーズの想定は次のとおりです

受託者および信託管理人は次のとおりです

体制図は次のとおりです

段階を経て事務交代を想定しています

コミュニティ財団と運営協力団体としての市民公益活動を次のように考えています

公益信託を使う理由や地域・領域にもたらす価値は?

今後、検討を求める事項は次のとおり

(出所:第9回会議関係資料 内閣府公益法人行政担当室)
「変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する。」
(ピーター・F.ドラッカー)
立冬の1日、元気にお過ごしくださいね。
[編集後記]
消費税の記事はお休みしました。
ブログは、曜日によりテーマを決めて書いております。
月曜日~木曜日に、おもに消費税の記事を書いております。
金曜日は公益信託の記事を掲載しております。
土・日・祝日は、ブログをお休みしております。
・「贈与や相続・譲渡など資産税」または「確定申告などの所得税」
・「公益信託」
免責
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また、読者が理解しやすいように厳密ではない解説をしている部分があります。
本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。


