大阪市南港で開催されている「バリアフリー・慢性期医療展・看護未来展2017」の中のワークショップに参加しました。今日はその内容をお伝えします。

「ナースも顧客もどうしたら集まる!~地域での看護は経営マインドで輝く」講師:和田頼知氏(有限責任監査法人トーマツ・ヘルスケアアアドバイザー)

場  所:ワークショップ第4会場 14:00~15:00

主  催:一般社団法人大阪府訪問看護ステーション協会

和田氏は、有限責任監査法人トーマツのパートナーで、医療機関の中期経営戦略の立案、病院基本構想の立案支援などの経営コンサルティングや医療機関の会計監査、管理会計の構築など、ヘルスケア領域全般のオーソリティです。

 

ワークショップでは、和田氏はそうした知見・経験から

今後の訪問看護サービスの経営者が持つべき経営マインドやマーケティング戦略の考え方を具体的に指摘・指導されました。

訪問看護サービスに特化した経営戦略の講義でしたので、大変参考になりました。

参加されていた方は、女性の看護師さんが多く、皆さん真剣に勉強されていました。大変熱気がありましたね。

 

その中で、和田氏は、次のことを指摘されました。

経営においては三つのインフラが重要

1変化するという意識 2努力の方向性の確認 3強い組織力~助け合う気持ち

変化するという意識とは

市場は常に変化している。提供しているサービスを固定化していたら駄目(とっさに私は、スペンサー・ジョンソン著の「チーズはどこに消えた?」を思い浮かべました)。

努力の方向性の確認とは

野球の野村監督のたとえから、経営努力の量は必要だが、その前にその努力を向ける戦略性が重要である。努力の前に市場の研究が大事。

強い組織力~助け合う気持ちのために必要なことは

①リーダーは、リーダーの意思を示すための場を設定する

②リーダーとして発信する

③(リーダー)は独裁者にならないための謙虚さが必要

④組織ではチームプレーヤーとしての重要性を認識させる

⑤組織の共通の価値観を育てること

⑥組織の中では人事、役割等をシャッフルすべし

このあと、看護サービスの事業の拡大戦略、B/SやP/L等の財務の考え方、収支率(利益率)、市場分析など、今まで知り得ない知識を得ることができました。

4月18日のブログに書きましたが、第6期吹田市介護保険事業計画において、今後2025年に向けて、訪問看護サービスは約2倍の必要量(見込量)とされています。

他の居宅サービスに比べて、訪問看護サービスの需要は著しく増加します。

訪問看護サービスの起業に取り組まれている方を、熱意と冷静な経営マインドをもって支援したいと思っています。

 

このあと、司会をされていました一般社団法人大阪府訪問看護ステーション協会副会長の高澤洋子氏にご挨拶をしました。大変、笑顔がすてきでエネルギッシュな方でした。和田様、高澤様!どうもありがとうございました。