4月21日に大阪市南港で開催されているバリアフリ-2017の中の「介護人材の定着・育成ノウハウ」というセミナーに参加しました

HELPMAN JAPANとは

2025年に向けて生じる介護職員の人材不足に対して、リクルートの中で介護の仕事に関するポジティブな情報発信と事業者への人材の採用・定着・戦力化の支援を通じて、介護業界が若者から選ばれる業界になることを実現するプロジェクト

坂田祐一氏とは

そのプロジェクトの事業責任者

セミナーでは、株式会社リクルートキャリアの取り組みを学びました。坂田氏の話は、論理的・合理的で、具体的な介護人材の定着・育成のノウハウにあふれていました。

 

印象に残った内容をランダムにあげます。

介護業界の離職率の現況

・介護職員合計離職率は16.5%で、全産業平均の離職率の15.0%と比べて高くない(その差は年々縮まっている)

・離職される方が他産業に転職されるため、介護業界就業人口にストックができない。

人材の定着には何が必要か?

・事業所は、まずは定着に力をいれる。そうすると採用に良い影響が出てくる。

・定着に向けて必要なことは、職員の職歴・適性や志向に合わせたコミュニケーション設計をすること

・従業員満足度を上げることで利用者満足度を上げることが出来る。一方でそれが採用力の差別化につながる。

職員を離職させないためには、従業員満足度を高める必要がある

・従業員満足度や定着率の高い事業所とは、

①ロボット・IT機器を導入している施設ほど従業員満足度が高い。

②技術・スキル研修と併せてモチベーション研修をしている施設ほど従業員満足度が高い。

大切な新人介護職員へのサポート

・新人介護職員は、入社3月目でモチベーションが急激に下がる。新人にストレスが溜まり、周囲の支援が届かない状況が続く。

・そのため、次のような仕組み(ケア)をしてモチベーションの支援・育成する必要がある。

①自分の仕事を冷静に振り返り、自信と誇りを実感する機会をつくる。

②近い地域で同じ仕事をしている同事業所以外の同期(仲間)を作る機会をつくる。

③上司の期待、研修参加者同士の応援という周囲からの支援を認識させる機会をつくる。

以上の3つのポイントを支援することで、新人定着率が向上する。(実績:研修参加人数502人、参加法人242人→定着率98.9%)

・介護業界の新人の適性や志向は、慎重・繊細なタイプが多い。そのタイプに合わせた育成・能力開発が重要。リーダーは、OJTに逃げず、新人に対して適時・適切なコミュニケーション支援が必要。

 

 

介護事業の会計、税金、経営に関するご質問・ご相談については、介護事業サポートの窓口から、電話やメールでお気軽にご予約ください。初回相談は無料です。