第6期吹田市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画というものがあります。

老人福祉法・介護保険法に基づき、介護保険サービス等が効果的に提供できるように、市が計画を定めています。

毎火曜日は、この計画の内容をみていきます。

この計画では、「健やかに安心・安全に暮らせるまち~2025年に向けた地域包括ケアの更なる推進~」を将来像に、4つの基本目標を定めて、それらの目標に沿った施策の方向を決めて、吹田市が様々な事業に取り組んでいます

計画の「基本目標D 支えあって暮らす」「施策の方向9 支えあうネットワークづくり」のうち、

「地域包括支援センター運営事業」というものがあります

この吹田地域包括支援センターの運営計画について、平成28年度に協議会が開催されています。今回は第1回目の協議会での質疑をみてみます。

委員の方から「私が気になっているのは介護認定を受けながらサービスを利用していない人がいることです。」

「私も離れて暮らす母が、認定を受けていながらサービスを利用していません。自分からはサービスを求めていかないような方に対して、目が行き届いているか心配です。(中略)介護サービスを求めたり、集まりに参加する人はそれなりに整った環境におられますが、そういう自分から求めない方に対しても支援しないといけないのではないかと考えます。そういう人に対してどのような取り組みをしているか知りたいです。」

事務局から「認定を受けながら何らかの理由で支援を受けない方がいらっしゃる。」

「このような場合、昔であれば、地域の方が相互に支援してくださるということが多くありました。(中略)コミュニティソーシャルワーカーさんなどとの連携の中で包括支援センターとして把握し、サービスにつないでおります。なかなか受け入れていただけない場合ありますが、連携のネットワークを使いながら粘り強く働きかけております。役所の方から、『あなたはこのままでは大変なことになりますよ』といってもすっと受け入れてくださる方ばかりではありませんし、また強制的にサービスを利用していただく権限もありません。場合によっては救急車を呼んでも拒否される方もおられます。そのような場合は地域の方と連携しながら、長期的に見守り、支援を働きかけていくしかありません。」

「要支援の認定を受けた方のうち、2割程度の方がサービス利用につながっていません。(中略)しかしながら、今はまだサービスを利用しなくてよい状況なのか、それとも認定の後どうしてよいのかわからないのか、または本当はサービスが必要な状態なのに適切なサービス利用ができていないかなど、様々な状況の方がいらっしゃる(中略)介護保険のサービスにつなぐということだけではなく、見守り方法はいろいろあるのではないかと考えています。」

以上のような質疑を聞いていますと、介護保険サービスの品質向上やサービス量の拡充だけでは解決できない課題があると考えさせられます

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