在宅医療の現状や課題について、吹田市地域医療推進懇談会で検討されています。

昨年の12月22日に開催された3回目の懇談会の議事要旨から、在宅医療の担い手となる訪問看護ステーションの現状と課題を考えていきたいと思います

仕事が忙しくて研修会に参加できない!

ある委員は

「訪問看護のことについてですが、量的質的整備のところで、課題として、訪問看護師のなり手がいないということで、これはその通りなのですが、2、3年前に潜在看護師に対して、訪問看護は看護師の免許があればできるという説明会、研修会をするための予算を確保していただいて、何度かに分けて研修会をさせていただいております。(省略)現状は子育てが終わった看護師は大きな病院に戻る流れになることが多いので、今度は潜在看護師を発掘して、訪問看護師のなり手を増やして、ステーションが潤うと、在宅療養支援でもっと貢献できるのではないかと思っています。」

「在宅医療をするために、研修会をしたり、顔の見える関係を作ったり、そういう会を持ってもらっても、結局仕事が忙しくてその会に参加できないというのは、人員確保の問題が潜んでいるからです。これからどんどん在宅療養をされる方が増えていくので、そういった潜在看護師を発掘し、訪問看護師を増やしていきたいと思っていますので、それに対して何か対策を考えていただきたいと思うところはあります。」

次のように「ネットワーク構築に対する意識が訪問看護ステーションによって相違する」と委員は指摘しています。

「吹田市内の訪問看護ステーション独自で、今年の夏から集まるようにしています。ですが、集まってくるのは普段から顔の見るメンバーばかりで、常勤換算2.5人で稼働しているような小規模な事業所は、こういうところにも来られません。独自で医師から指示書をもらい、独自で回る、自分たちのところだけがやれれば良いというような考え方を持っている訪問看護ステーションが多いです。これから訪問看護ステーションの規模が大きくなっていって、色々な疾患の方とお会いしていくと、ネットワークの大事さが分かってくるとは思うのですが、若い看護師たちが立ち上げ、少ないメンバーでやっているところは、大きなネットワークに参加する力もないですし、参加しなくても自分たちのところで看護が完結できていたらそれで良いと考えているというのもあります。そうではないとは言っているのですが。」

「訪問看護ステーションの集まりは、2か月に1度は開催しているのですが、開催するたびに参加人数が減っていっています。それであれば、魅力的な全体像を示しながら、自分たちの行く道はどういうことができるのかということをもっと言わないといけないのかなと思っています。今は、現状で困っていることないですかというQA式の集まりになっていて、最初の顔の見える関係はとりあえず出来たので、あとは個人で困ったときに電話して聞いたらいいやとなってしまっていて、発展性がなくて、年明けからはそこを課題にしてやっていこうと思っています。」

現状の訪問看護ステーションでは、訪問看護師の人材確保やステーション相互間のネットワーク構築が課題となっていますね。

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