-私のミッション-

明治生まれの父は中学生の頃、家業が傾き学校に行けなくなりました。

その後、戦争や病気で苦労しながら、古物商や遊技場などの商売をして私たち子供を育ててくれました。

私が子供の頃、父は小さな百貨店を経営するようになっていましたが、近くに大きなスーパーマーケットが誕生し、父の商売はだんだん大変になってきました。

その危機を父はなんとか乗り越え、私を大学にまで行かせてくれました。

 

こうした父母を見て、大学卒業後、私は公益の職場で住民や中小企業を支える仕事をしたいと思い、京都府庁に入り、農林や会計、能力開発や文化芸術など様々な行政分野で公益業務に取り組んできました。税務においては、株式公開法人を含む資本金1億円超の大企業に対する税務調査や府内約6万社に対する法人関係税の課税業務のマネジメントを行ってきました。

そして、退職後はこうした行政経験を生かして、税理士として企業者が最良のサービスを提供できるよう幅広い視点から支援してきました。

 

そうした中で、実母や義母は加齢とともに、あいついで体調をこわし、介護保険のデイサービスや特養でサービスを受けるようになりました。

しばらくして、娘は介護施設に就職し介護職員として働くようになりました。

 

介護サービスがあったことにより、実母や養母は幸せに暮らせることができました。

母たちの幸せは、介護職場で働く介護・看護職など様々な方の活躍により、支えられているだと実感しています。

しかし、その後残念なことに娘は激務が続き、身体を壊して仕事を続けられなくなりました。

 

こうしたことを体験して、介護事業を利用者の方、介護などのスタッフの方、経営者の方の笑顔がたくさん生まれる事業に変えることに、税理士として取り組みたいと思うようになりました。

未来の超高齢社会に向けて、介護事業は社会が抱える課題を解決する社会事業だけでなく、介護事業は希望を生み出す社会事業であると思います。

そうしたソーシャルビジネスに取り組むスタッフの方々や経営者と介護事業の次代を一緒に創っていきたいと思っています。

そんな思いをもって、私はこの使命に取り組んでいます。

 

〝介護事業の次代を一緒に創る〟 

税理士 井 上 寧