日本総合研究所リサーチ・コンサルティング部門マネジャーである志水武史氏のお話をお伝えします。9回目です。

 

大阪健康寿命延伸産業創出プラットホーム(略称「OKJP」)の「新規ビジネスプラン創出研究会」に参加しました。そこで同氏が示された点で、私が重要だと考えたことを以下に述べます。

 

前回の「介護保険を活用せよ!」に続き、ヘルスケアサービス創出の基本的戦略を紹介します。

 

今回は「サービス提供分野を拡大せよ」です。

具体的には、特定分野での商材拡大、または周辺分野への事業展開を行うことにより、収益源を拡大させるとともに、政策の変更や消費者指向の変化にも対応させることが可能になるということです。

「規模の経済」ではなく「範囲の拡大」を目指すということです。

 

代表的な事例として、志水氏は、「タニタ」、「潮風診療所」を挙げています。

 

その中で、山口県周防市にある海風診療所を紹介します。

健康増進施設「トレーフル・ブリュス」を設置し、1階にカフェと鍼灸接骨院、2階にトレーニングなどがあります。施設のコンセプトは「遊びに行ける診療所」だそうです。

この施設では次のようなサービスを提供しています。

・「海風診療所」…  病気にさせない予防医療や体にやさしいがん治療

・「鍼灸整骨院」…  再発させない治療院としてトレーニングとケアに特化

・「ドクターズcafé」…診療所が作る心と体にやさしいカフェ

・「Dr’sフィットネス」正しいトレーニングで痛みを予防トレーニング&ケアに特化

 

さらに、心理カウンセリング(インナーチェンジングセラピー)や健康美外来ビューティーまでサービスがそろっています。

健康増進(wellness)から健診・健康管理(health)、治療・リハビリ(medical)の分野にわたり施設サービスを横展開しています。

 

施設サービスの中で、商材拡大、周辺分野への事業展開を行うことにより、収益源を拡大させている好例になります。

 

火・木曜日は、「介護事業の基礎知識バージョンアップ゚編」として、記事を紹介しています。

「介護事業の基礎知識バージョンアップ編」は、ケアビジネスに関心がある方やこれから介護事業の経営に取り組まれようと考えられている方を対象に、介護事業に関する基本的で重要な事項を紹介する内容にしています。

・「介護保険を活用せよ!ヘルスケアサービス事業創出の基本的戦略」はこちら(10/31)

・「ヘルスケアサービス事業は単品のサービスとしての差別化、収益化が困難。外部との連携が重要な鍵」はこちら(10/26)

・「ヘルスケアサービスでマネタイズ゙ができている先駆的事業モデル~(株)FiNCや健康年齢少額短期保険(株)~ビジネスプランの基本的な考え方」はこちら(10/24)

 

よく読まれている記事

・「グレーゾーン解消制度の活用!ヘルスケアサービス事業成功に向けて」はこちら(10/19)

「ヘルスケアサービス事業成功に向けて 課題解決の考え方」はこちら(10/17)

 

介護事業は社会課題解決事業です。

 

保険料と税で運営されている社会保険制度としての制度ビジネスです。3年ごとに改定される制度変更には、しっかりと対応することをおすすめします。

 

開業を準備されている方や準備を検討されている方は、是非、ご相談ください。

ご心配な点について一緒にベストな解決策を検討しましょう。

ご相談については、電話やメールでお気軽にご相談ください(初回は無料です)。

 

次のとおり税務などの記事を紹介しています。

 

月曜日は「開業の基礎知識~初めて開業する方に、税理士からお伝えします」

水曜日は「同族会社とその役員の手引き」

金曜日は「いざそのときにあわてないための相続税や贈与税に関する知識」

 

土曜日は次のとおり会計の記事を紹介しています。

「“会計”に挫折した起業者の方を対象に、起業者の会計超理解ハンドブック」

日曜日は

「2018年3月申告用の手引き 住宅取得等資金の贈与税の非課税の誤りやすい事例」