「一般社団法人SPSラボ若年認知症サポートセンターきずなや」の代表者、また「奈良県若年性認知症サポートセンター」の相談役の若野達也(わかのたつや)氏を紹介します。

 

11月21日に、株式会社よどきり医療と介護のまちづくり株式会社・TRAPE共催セミナー「認知症にやさしい街づくりの最前線②」に参加しました。

 

ここで

若野達也氏の「若年性認知症の支援展開」について、同氏から過去から現在、そして未来までの取り組みの話を伺ってきました。同氏の話をご紹介します。

 

若野達也氏は、43歳:1973年 大阪市生まれ。

市役所などで、精神障害者の相談支援に携わる。2004年、奈良市で認知症の人のグループホームを設立。09年から若年認知症の人の就労支援に取り組み、14年から一般社団法人化したSPSラボ若年認知症サポートセンターきずなやで活動。NPO法人認知症フレンドシップクラブ理事(朝日新聞別冊be9/3号から)

 

取り組みについての思い

・「若年認知症の方を、制度として支援するのではなく、人として支援したいという気持ちで取り組んできました」

・「そういう認知症の方たちからの要望は、“働くこと”だった。その制度がなかったので、その方たちの居場所を作りたいと思った」

 

地域おこしについて

・「地域の理解を促進することが大切」

・「地域に生きる各世代をまとめつつ、地域資源のシンボルを利用することが大切だと考えています」

・「認知症の方々の生きがいの場合を創るためには、これからもっと地域共生社会のあり方が必要になってきます」

・「しかし、それは容易ではなく、かなり困難な取り組みです」

 

「志」が高く、また理想に妥協することはない方ですね。しかし、その理想を実現するためのこれまでの具体的な取り組みは、大変現実的です。

どうしても高い理想があると、それを正義だと振りかざして、他者を責めることが多いですよね。

しかし、若野氏は他者の正義を充分尊重してから、理想の実現にねばり強く取り組んでこられました。

 

「認知症の人の困りごと解決だけを目指さない。人手不足という地域の課題解決に取り組み、結果として、認知症の人の働く場や居場所を生み出そう」という理想です。

 

さらに、すばらしいと思ったのは、「認知症の人の困りごと解決」や「地域の課題解決」のための事業を継続するには、継続的に利益を生み出す仕組みが必要だと認識されていることです。

それらを踏まえて、ソーシャルインパクトボンド(SIB)や有限責任事業組合などの手法の話にまで言及されていたのが、印象的でした。

 

若野氏は、目的はぶれずに、視野を広げて、取り組みや手段や手法を考えていく、「泥臭いが、スマートな」社会課題解決のイノベーターですね。ファンになりました。

 

もう一人、このセミナーを企画している株式会社TRAPE(トラピと読みます)の鎌田大啓(ともひろ)氏を紹介します。同氏は、セミナー後半に若野氏と対談したり、質疑応答やセミナーの進行をされましたが、TRAPEの代表者です。

介護業者を元気にするための自立支援型コンサルティングを行うとともに、若野氏と同じく、地域づくりを積極的に展開するコミュニティヘルスケアデザイナーです。

 

参考までに、ソーシャルインパクトボンド(SIB)とは

(上図はソーシャルインパクトボンドジャパンHPから)

 

 

今日のブログは、日本総合研究所リサーチ・コンサルティング部門マネジャーである志水武史氏のお話を伝える予定でした。変更しました。

 

介護事業は社会課題解決事業です。

 

保険料と税で運営されている社会保険制度としての制度ビジネスです。3年ごとに改定される制度変更には、しっかりと対応することをおすすめします。

 

気になる点について一緒にベストな解決策を検討しましょう。

ご相談については、電話やメールでお気軽にご相談ください(来所していただける場合初回無料です)。

 

火・木曜日は、「介護事業の基礎知識バージョンアップ゚編」として記事を紹介しています。

・「ヘルケアサービスの差別化事例 健康増進事業(株)のセルフメディケーション促進事業」はこちら(11/21)

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