近畿税理士会吹田支部から派遣され、先日、吹田市内にある関西大学第一中学校の社会科とキャリア教育の一環として、租税教室を開催しました。

 

 

場所は、同中学キャンパスの親和館2階

時間は、7月12日(木)14:05~14:55

 

 

中学3年生の生徒さん240名に参加していただきました。

生徒と先生の皆様ありがとうございました!

 

7/10、事前に担当の地歴公民科社会科教諭の永田恵津子先生と打ち合わせをしました

永田先生からは

「中学校のキャリア教育の一環として、自分の将来について具体的に考える機会を提供して、学習への目的意識を高めるため、実際に仕事をしている者を招き、仕事を通じて進路選択や職業選択の参考に役立てます」

「社会科で政治、経済を履修している段階の中学3年生の生徒に、税金のことを理解してもらう」など

学校での租税教室開催の趣旨をお聞きしました。

 

同中学校は、以前からキャリア教育や税に関する作文を含め租税教育に熱心に取り組まれています。そのため、昨年から税理士会の租税教室を活用されています。

 

さて、租税教室の内容は

■最初の15分ほどは、国税庁が作成した「ご案内します。アナザワールドへ」というDVDを見ていただきました。税金がなくなった社会を描いた内容のアニメです。

「税金がなくなれば、消防車を呼ぶのにもお金がかかるよ」という社会(アナザワールド)を紹介する筋立てになっています。

極端な話なんですが、税金の必要性を訴求する内容になっています。

 

■そのあと、日本税理士会が作成した「中学生向けのテキスト」をベースに、パワーポイントを使いながら、次の項目を説明しました。

税金の種類と仕組み

①公平に集める

②公平に使う

③税金から見た民主主義

 

■税理士になってから、租税教室を担当するのは4回目。仕事でお客さまや納税者に税金の制度や仕組み、会計数字や経営数字を話すよりも、租税教室での説明は難しいと感じています。

というのは、租税教室でお話しするのものは具体的な形で目に見えないものです。

「公平という考え方」、「民主主義」、「申告納税制度」など、すべて目に見えないものですよね。

 

一方、たとえば、私がパン屋でパンをつくっていれば、美味しいパンとはどういうものか、「作り方」、「素材」、「かたち」、「におい」、「色」など、具体的に説明できそうに感じています。

 

しかし、そうはいっても、今後さらに研究して、表現を工夫して分かりやすい租税教室にしたいと思っています。

 

さらに教室では

学校では、夏休みに税に関する作文に取り組まれるため、作文に役立つアドバイスをしました。また、先の西日本の「平成30年7月豪雨」による災害救助法と税の関係などを少し加えて解説しました。

 

授業の間、生徒さんは熱心にメモととって、静かに話を聴いていただきました。

生徒さんの代表からは、こまやかなお気遣いのある御礼の言葉をいただき、恐縮です。

礼儀正しく、朗らかな生徒さんに感謝します。

 

関西大学第一中学校の3年生の皆さんと

学年主任の中川仁一郎先生、永田恵津子先生をはじめ3年担当の先生方、学校関係者の皆様、ご協力ありがとうございました。

 

 

<参考> 税理士会の租税教育への取り組み

日本税理士会連合会では、税理士法に基づき、「租税に関する教育その他知識の普及及び啓発のための活動(「租税教育等」)に関し必要な施策を行うこと」を日税連の事業の一つとして会則に定め、租税教育等事業に取り組んでいます。

租税教育等事業の目的は、租税教育を通じて租税に関する意義や役割、機能、仕組み等の租税制度を知ることで、申告納税制度の理念や納税者の権利及び義務を理解し、社会の構成員としての正しい判断力と健全な納税者意識を育むことにあります。

 

Every day is a new day!

夏の1日を元気にお過ごしください。

 

【編集後記】

今日は「経営者目線で考える中小企業の決算書の読み方・活かし方」 はお休みしました。

 

ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。

・月曜日は「開業の基礎知識~創業者のクラウド会計」

・火・木曜日は「介護事業の基礎知識~平成30年度介護報酬の改定」

・水曜日は「新事業承継税制」

・金曜日は「相続税についてわかりやすく!」

・土曜日は「経営者目線で考える中小企業の決算書の読み方・活かし方」

・日曜日は「贈与税をわかりやすく!」