経営者は「お金の動きを通して会社の状態を把握し、経営をコントロールする」ことをおすすめします。

 

貸借対照表(BS:ビーエス)。ビーエスは「Balance Sheet」を省略して呼んでいます。「バランス(Balance)」とは、預金や負債の「残高」のことで、バランスシートとは残高一覧表のことです。

帳簿から作成しますので、帳簿価額(いわゆる簿価)で貸借対照表はバランスしています。

 

(出所:中小企業庁リーフレット)

貸借対照表は三つの箱で理解する

 

これとは別にビーエスを「実態バランスシート」として作成することがあります

 

資産と負債を原則として時価で評価して、実態に近いバランスシートを作成することで、より財務状況が明確になります。

言い換えますと、適正な帳簿価額で評価し直すということです。

したがって、実態バランスシートからは、純資産は実態に近い「実質純資産額」を導出することができます。

 

たとえば、実態バランスシートは次のように作成します。

 

資産については、時価で評価し評価減を算出します

 

たとえば次のとおり

売掛金の評価減  ▲3百万円

棚卸資産の評価減 ▲3百万円

減価償却不足   ▲2百万円

資産の除却もれ  ▲2百万円

土地の含み損   ▲2百万円

 

漏れている負債を計上するケースがあります

 

たとえば次のとおり

未払金の追加計上 ▲1百万円

未払費用の追加計上▲1百万円

 

売掛金や土地など中身がともなっていない資産を引き算で修正し、負債についてもれているものを足し算で修正します。

そうすると、「資産↓-負債↑= 純資産 ↓」となりますので、純資産が減少します。

この例でいいますと、合計14百万円を減少させることになります。

もし、会社の純資産が10百万円であれば4百万円の債務超過となります。

 

 

決算書の純資産がプラスでも、実態バランスシートで債務超過になることを実質債務超過といいます。

日頃からこういう意識で考えて、実質債務超過であれば、どう解消していくか、つまり利益をどう稼ぐかに努力していく必要があります。

 

 

Every day is a new day!

秋の1日を元気にお過ごしください。

 

 

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経営者目線で考える中小企業の決算書の読み方・活かし方

① 借入金の返済に必要なもうけはいくらですか?

② 決算書の全体像をイメージする

③ 売上高はどう読むか?3~5年程度の推移の中で判断しましょう

④ 売上総利益は率をチェックしましょう。大切なことが分かります

⑤ 会計では売上原価と在庫はセットで考えます。在庫は要注意

⑥ 粗利率ではなく粗利益(売上総利益)でみる

⑦ 販管費とは営業にかかった費用のことをいいます。 

⑧ 交際費は年間800万円までが経費になります。 

⑨ 本来の事業でどれだけ稼げているか?がわかるのが営業利益。 

⑩ 価値を減じて償却する。減価償却費とは何か

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⑬ 5つめの利益が当期純利益。会社が1年間で得た最終的な利益です

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 社長からの借入金はメリットになるときがあります

 

土曜日は「会計」を紹介しています。

ブログ記事はhttps://www.y-itax.com/category/keiri/

 

会計超理解ハンドブック(No1~No17)

① 会計の勉強を始めたが…

② 財務三表とは?

③ 損益計算書は5つの“利益”だけ覚えてください

④ 損益計算書は前期と比較する

 貸借対照表は三つの箱で理解する!

⑥ 貸借対照表は五つの箱で考える。

⑦ 貸借対照表で現金を増やす方法がわかる。 

⑧ キャッシュフロー計算書は資金繰り表です

 ⑨ 減価償却費って何ですか

 ⑩ 利益は出ているけれど、黒字倒産はなぜ起こる

⑪ 決算書はどう読むか?貸借対照表のチェックポイントは純資産です

⑫ 貸借対照表のチェックポイント「固定資産と純資産」です。

⑬ C/F計算書のチェックポイントは「営業キャッシュフロー」です

⑭ 貸借対照表は2期分ならべて比べる。  

⑮ 利益の増加とは、自力で資金調達していることと同じです。   

⑯ 毎月、試算表を作成して活用する!

⑰ 月次の試算表から、資金繰りを把握する方法

 

ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。

・月曜日は開業の基礎知識~創業者のクラウド会計

・火曜日は「平成30年度介護報酬改定の重要事項」

・水曜日は新事業承継税制特例のポイント解説

・木曜日は法人節税策の基礎知識【創業者向け】

・金曜日は「相続税ついてわかりやすく!」

・土曜日は「経営者目線で考える中小企業の決算書の読み方・活かし方」

・日曜日は「贈与税をわかりやすく!」

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