井上寧(やすし)税理士事務所井上寧(やすし)税理士事務所

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2017.06.06.Tue | 介護事業 こう考えています

「人生の最期について家族と話をするか?」~その際、過去の意思、現在の意思、未来の意思が使われるときには、現在の意思が一番重要です。

先週の火曜日のブログでは、第4回吹田市地域医療推進懇談会に提出された「医療に関する市民アンケート調査」の中で、自宅で療養の実現が難しいと思う理由は、経済的なこと家族に負担をかけないようにすることなどが取り上げられていると伝えました。

同懇談会の、同アンケートを受けての在宅医療に関する意見をさらに紹介します(おそらく発言されていますのは在宅医療を専門にされている医師だと思います。)

次のような発言です。

人生の最期について家族と話をしていますか?

「3点目ですが、人生の最期について家族と話をするかという設問で、これは私も最近興味を持ったところで、この質問をしているところはなかなかないと思います。家族と話をすることが必要ですということを結果で、重点を置いて書いていただけるとすごく意味のある資料になると思います。 」

がんや認知症の進行により、意思がはっきりしないときの判断をどうしますか?

「もう一つ付け加えますと、家族と話したときに、例えば祖父が亡くなるときに、最期はこう過ごしたいと自分の意思がはっきりとしていればよいですが、がんや認知症の進行により、意思がはっきりしないときの判断をどうするのかということについての一つの方法としては、過去の意思を聞くようにしています。過去にはどういうことを話したか、家族間や医療従事者の間で議論されることが多いです。」

人生の最期について家族と話をしておくということは大変大切です

「過去の意思、現在の意思、未来の意思を使われるときには、現在の意思が一番重要で、その次は過去の意思です。この過去の意思さえもない場合もあり、これが無い場合が一番困ります。そのため、人生の最期について家族と話をしておくということは大変大切であると思います。」

「アメリカでも同じようなことが言われ始めています。アメリカは核家族ですので、家族の話を聞いたことが無いというのがほとんどです。話をしようという運動までにはなっていないですが、意見を言っている方が増えてきたという事実もあります。そのため、このデータは非常に有用であると思い拝見させていただきました。」

私はこれまでこのようなことは考えたことがなかったですね。正直に申しますと及びもつかない世界を知りました。

吹田市地域医療推進懇談会とは

大阪府地域医療構想が策定されたことにより、豊能構構想区域において在宅医療に関する懇話会が設置されました。それを受けて、介護保険者である吹田市が、市における在宅医療の推進等の課題解決を検討するために設置したものです。

介護事業の会計、税金、経営に関するご質問・ご相談については、介護事業サポートの窓口から、電話やメールでお気軽にご照会ください。おまちしています。

 

しばらく曜日ごとにテーマを決めて掲載しています

ブログで取り上げる内容ですが、しばらくは月、水、金曜日は税務記事を取り上げたいと思っています。そのうち、月曜日はマイホームの税金、水曜日は個人事業と法人の税金の違い、金曜日は相続税記事を書いています。

ここでは税金の知識がなくても、ブログ記事を読んでいただいて、そこで取り上げている税金の知識が理解できるような分かりやすい内容にしたいと思って、書いています。対象者は企業者に限らずそういう分野に興味を持っている方を対象にして書いています。

 

火、木、土曜日は、介護・看護医療記事を取り上げたいと思っています。

そのうち、火曜日と木曜の記事は、地域における介護保険計画や地域医療構想を中心にしたいと思っています。特に地域包括ケアや在宅医療、訪問看護などの分野に興味を持っていますので、その分野の記事を書いています。

専門外なので思い違いがあるかも知れませんので、その際は遠慮なくご教示ください。また、土曜日は介護保険法の改正や介護・医療制度を中心に記事を取り上げたいと思っています。

日曜日は、テーマは特に決めずに記事を書いています。

 

 

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