井上寧(やすし)税理士事務所井上寧(やすし)税理士事務所

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2017.03.22.Wed | こう考えています

こだわりの店の、全然こだわりがない販売?どうでしょう?

「こだわる」という意味には、ちょっとしたことを必要以上に気にするという否定的な意味と肯定的な意味で「物事に妥協せず、とことん追求する。たとえば、〇〇にこだわった逸品」という使い方がありますよね。

 街を歩いていると、店先にある野菜の陳列の仕方が面白いショップがありました。

店先にはジャガイモなどの野菜が少しずつ陳列してあり、気になったので店をのぞいてみるとワイン、パン、などの食材、調味料や生活雑貨などがあります。グローサリーストアというそうです。商品の多くはイタリアからのもので、店内のレイアウトや、商品のデザインや形はユニークで楽しませてくれます。値段も比較的お手頃です。見るからにお洒落な店です。

イタリアの土地の文化や食生活を反映する個性的なショップでした

販売の方に聞いてみると、店のオーナーは、イタリア料理好きが高じて、この店を開店されたとのことでした。また、全国からの野菜は無農薬、自然農法のものを厳選しているとのこと。

ちなみに、店内にはパスタがあり、形状が違う8種類のものがありました。

手書きでそれぞれのパスタの名前が、小さく書かれていました。名前も形も面白いので、それぞれのパスタはなぜ形状が違うのか質問しましたが、販売の方からは「美味しいですよ」という返答でした。少し期待外れでしたね。(アルバイトの方なので、そこまでの商品説明は無理からぬことだとは思いましたが)

 少し残念でしたね。(思わず人に話したくなる話を期待したのです)

私としては、「こだわりの〇〇」であるからこそ、パスタの形状の違いの背景になっているちょっとしたストーリーが聞きたかったのだと思います。(自分で調べればよい話なのですが。)

お店が売っている、作っている、サービスしているものに、スタッフが心から興味を持ち、そのサービスや商品を理解していないと、お客様は興味を持たないと思います。

だって、お客様はその商品に興味を持たないと、購入しませんよね。オーナーのこだわりがスタッフに伝わっていない。そして、それが最終的に消費者に伝わってこない。会社のスタッフへの教育って大切ですよね。

(写真は内容と無関係です)

 

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