「贈与税をわかりやすく」の8回目。

個人から個人への贈与によってもらった財産ではなくても、贈与税がかかる財産があります。みなし贈与財産といいます

 

贈与税のかかる財産は、次のようなイメージです

 

このうち、もらったつもりがないのがみなし贈与財産です。

贈与税がかかります。

 

 

贈与税がかかる生命保険金は、次のものです(みなし贈与財産です)

保険料を負担していない人が、満期や解約又は被保険者の死亡により、生命保険金を受け取った場合には、保険料を負担した人からその生命保険金の贈与があったものとされます。

 

この例でいいますと、母親から子ども(受取人)に贈与があったものとされます。

子ども(受取人)に贈与税がかかります。

 

 

一方、次の場合は相続税がかかります

被保険者の死亡により受け取った生命保険金のうち、被保険者が保険料の負担者となっていたものについては、贈与税ではなく、相続税の対象となります。

下図を参考にしてください。

 

 

これらをまとめますと次のようなイメージです

死亡保険金の例で課税関係を整理しますと次のようになります。

 

 

 

課税対象金額は次のとおりです

贈与税

受取保険金=課税対象金額

相続税

受取保険金-(500万円×法定相続人の数)=課税対象金額

■所得税

(受取保険金-払い込み保険料―50万円)×1/2=課税対象金額

 

 

ご注意をお願いします。

保険をかけられている人(被保険者)、保険料を払う人(保険契約者)、保険金を受け取る人の組み合わせによって、課税される人と課される税金の種類が違ってきます。

 

Every day is a new day!

初夏の1日を元気にお過ごしください!

 

今回の大雨により被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。税についてお困りごとやお問い合わせなどがございましたら、HPの問い合わせ窓口または電話でご相談ください。

 

贈与税をわかりやすく

① 贈与税がかかる場合~親子間、夫婦間でも贈与税はかかります

② 贈与税は、贈与を受けたすべての財産に対してかかります。

③ 贈与する前にいったいどれくらいの贈与税がかかるのか知っておく必要があります

④ 相続時精算課税は相続税のかからない親の場合にはベストな贈与です

⑤ 共働きの夫婦が住宅購入した場合、購入資金の負担割合で所有権登記をして下さい

 離婚して財産をもらったとき、贈与税がかかる場合があります

⑦ 親から金銭を借りた場合、贈与税がかかります

 

贈与税で誤りやすい事例

① 自宅の贈与を受け、その後離婚。特例の適用は受けられますか?

② 父親の土地に、子供の私が自宅を建てて住みます。問題はありますか?    

③ 父親の借地に、子供の私が自宅を建てました。何か問題は?   

④ 父親が借地している土地の底地を、息子の私が買い取りました

⑤ 無償返還予定の土地の贈与を受けました。宅地の評価は

 

毎年こどもや孫に110万円を贈与するときに、気をつけておきたいこと

⑥ 気をつけることは?

⑦ 贈与契約書が必要です

⑧ その資金はこどもや孫の預金通帳に振り込みましょう

⑨ 通帳の管理はこどもや孫にまかせましょう

⑩ もらったお金を、こどもや孫は自由に使えていますか?

⑪ 贈与税の申告は必要ありませんが、トラブルを生じさせない取扱いとして

⑫ 親名義の住宅を子の資金で増築等リフォームした場合~住宅ローン控除は使えませんか

 

贈与税を中心とした「マイホームの税金」に関するブログ記事は

https://www.y-itax.com/category/kojin/myhome/

 

ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。

・月曜日は「開業の基礎知識~初めて開業する方に、税理士からお伝えします」

・火・木曜日は「平成30年度介護報酬改定の重要事項」

・水曜日は「事業承継・税理士の視点」

・金曜日は「相続税ついてわかりやすく!」

・土曜日は「経営者目線で考える中小企業の決算書の読み方・活かし方」

・日曜日は「贈与税をわかりやすく!」