freee会計「インボイス制度の少額特例に該当する取引が見つかりました。」というチェックが不要なケース ~ インボイス制度 消費税[677]

消費税の記事を掲載します
免税事業者、簡易課税または2割特例適用の事業者は「インボイス制度の少額特例」の適用は不要です
を紹介します。
たとえば
次のような画面です

この修正待ちリストでは次のチェックをおこなうことができます

詳しくは
→ freee会計「インボイス制度の少額特例に該当する取引が見つかりました。」という画面が出てきた場合
一方、この修正待ちリストでチェックできない事項があります
次のような取引は、少額特例に該当するものであってもチェック(検知)の対象外となります。
A: 発注書や経費申請から登録された取引など、登録した方法が「手動」「自動で経理」以外の取引
B: 「+更新」を行った取引
C: 収入の取引
D: 振替伝票
また次の方は修正待ちリストでチェックする必要がありません
次の事業者は、修正待ちリストに表示されないように設定を切り替えておきます。
A: 免税事業者
B: 簡易課税または2割特例を選択する事業者
C: 少額特例の対象に当てはまらない事業者
チェックが不要の場合、次のいずれかの操作をしておきます
A:「修正待ちリスト設定」にて、「インボイス制度の少額特例:使用しない」を選択します
次のとおりです。

B 少額特例の対象となる事業者かどうかの確認で「該当しない」を選択します。
次のとおりです。

AまたはBの操作をしておくとチェックが行われなくなります。
さらに免税事業者や簡易課税事業者の方は
支払いの相手や内容によって「仕入税額の控除が認められるかどうか」を確認して税区分を使い分ける必要ありません。
経過措置用の税区分(買い手側対応機能)を「使用しない」設定にしておきます。

(出所:freee会計ヘルプセンター)
「変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する。」
(ピーター F.ドラッカー)
立夏の1日、朗らかにお過ごしくださいね。
[編集後記]
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