井上寧(やすし)税理士事務所井上寧(やすし)税理士事務所

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2022.07.03.Sun | 経理・会計

「AI融資とは」人が融資の審査をするのではなくAI(人工知能)が融資の審査を行います ~ 中小企業の「決算書」の読み方[62]



「経理・会計」の記事です。



今回は




AI(人工知能)を活用して会計データや銀行口座の入出金情報を分析して、会社の信用力を判断します




を紹介します。





過去の取引記録から客観的に会社の信用を判断します


具体的にはオンラインで資金の借り入れができる次のような融資サービスがあります。



・アルトアオンライン融資サービス

「弥生会計」「弥生会計 オンライン」「やよいの青色申告」などを利用した法人・個人事業主を対象

・みずほスマートビジネスローン

・三菱UFJ銀行Biz LENDINGなど


通常、法人向けの銀行融資では審査のために次のような多くの資料が必要です


■ 確定申告書、決算書(損益計算書、貸借対照表)、試算表

■ 資金繰り表、事業計画書、納税証明書

■ 納税証明書など


AI融資の特徴は次のとおりです


・ 審査が早い。

・ 決算書などの資料が不要です。

・ 手続きはオンラインが中心です。

・ 無担保、無保証人で短期返済が中心です。



たとえば、三菱UFJ銀行Biz LENDINGでは


三菱UFJ銀行の入出金データなどを基に審査して、最大 1000 万円の融資を最短2日で実行します。オンライン完結だそうです。

AI融資は、今後、利用が広がっていくと思っています。



AI融資のルールは


① 日々の入出金の推移、② インターネットの取引履歴、③ 会計ソフトの入力データなどを分析して、返済能力を判断するわけです。


こうした審査ルールに対応するには

銀行口座などの取引について、クラウド会計などの会計ソフトにより入出金の管理を適時・適切に行い記帳(登録)して、正確な帳簿を作成することが大切です。





「変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する」

(ピーター F.ドラッカー)

夏の1日を朗らかにお過ごしください







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・月曜日は「創業者のクラウド会計」または「電子帳簿保存法の改正」

・火曜日と水曜日は「消費税

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・土曜日は「創業者のクラウド会計」または「電子帳簿保存法の改正」

・日曜日は「経理・会計」






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