井上寧(やすし)税理士事務所井上寧(やすし)税理士事務所

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2022.07.17.Sun | 経理・会計

コロナ禍で事業の見直しなどが喫緊となっている中小企業に対してロカベン活用法が検討されています ~ 中小企業の「決算書」の読み方[63]



「経理・会計」の記事です。



今回は




ローカルベンチマーク(略称:ロカベン)Local benchmarkとは、会社の経営状態の把握、つまり「企業の健康診断」を行うツールです




を紹介します。




2016年3月に経産省が公表しています



大都市圏以外の地域では急激な人口減少と地域経済の縮小が進んでいます。地域(ローカル)の稼ぐ力を高めていくために、地域企業の経営支援などの参考となる評価指標・手法として、経済産業省が公表した企業の健康診断ツールである「ローカルベンチマーク」のことです。


<参考>


「より正確には、ローカルベンチマークは、地域の経済・産業の現状と見通しを把握する第1段階、個別企業を対象とする第2段階からなる。中小企業支援の実務では、後者のみを指してローカルベンチマーク(ロカベン)と呼ぶことが多い。」



(出所:信金中央金庫   ニュース&トピックス No.2021-43)



財務情報と非財務情報の2つの側面から


経営者と金融機関などが同じ目線で対話を深める入口となることを目的としています。

財務分析だけでなく、業務フロー・商流や経営者、事業、外部環境・関係者、内部管理体制など非財務情報も含めて経営全般を俯瞰することができます。


具体的にはローカルベンチマークは次の3枚組シートです


① 「6つの指標」(財務分析シート)

② 非財務情報の「業務フロー・商流」シート

③ 非財務情報の「4つの視点シート」シート


ローカルベンチマークは各種施策と連携しており、補助金などの申請にも活用されています


たとえば


■ 経営力向上計画(中小企業等経営強化法)では

経営力向上計画の新規申請に当たっては、ロカベンの財務分析を活用して自社の経営状況を分析し、その結果を記載します(令和3年8月2日~)。


■ IT導入補助金にロカベンとの連携による経営診断ツールが実装されています




IT導入補助金申請前に、ロカベン指標を活用した経営診断ツールを活用した自己分析を行事業課題の洗い出しや今後の事業計画、ITをどう活用するのかをきちんと考えてもらえる仕様になっているそうです。











コロナ禍で事業の見直しや再構築が喫緊となっている中小企業に対して、ロカベン活用法が検討されています












(出所:第12回ローカルベンチマーク活用戦略会議)








「変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する。」

(ピーター F.ドラッカー)

夏の1日を朗らかにお過ごしください。











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