そもそも外貨建一時払終身保険とはどういうものか？～ 贈与や相続・譲渡など資産税[124]

資産税に関する記事です。

今回は

外貨建一時払終身保険とは、契約時に保険料を一括で支払って米ドルなどで運用する保険です

を紹介します。

一時払終身保険とは

契約時に保険料を一括で支払う終身保険です。

保険料を1回で支払う事によって、支払う保険金額を月払や年払より安くおさえることができます。しかし、1回で支払うため、まとまった金額を用意する必要があります。

原則として、払込保険料を上回る解約返戻金や死亡保険金を得ることができます。

外貨建保険とは

保険料は外貨で払い込み、外貨で運用されます。つまり、保険料の払い込みや保険金の受け取りなどは、すべて外貨（たとえばUSドルや豪ドル）で行います。

為替変動リスクを認識せずに契約すると、痛い目にあうことがあります。

現在、円安で進んでいますので、保険料は割高になります。

「円建て」にはない次のような特徴があります

通貨分散により保有する資産が目減りするリスクを低減できます。

（出所：メットライフ生命の外貨建一時払終身保険のパンフレット）

円建て・外貨建に限らず一時払終身保険の特徴は次のとおりです

• ・契約時に保険料を一括で支払います。
  
  
• ・終身ですので死亡保障は一生涯続きます。
  
  
• ・保険料の払込総額は月払、年払より負担が抑えられます。
  
  
  
  

<参考>

→ そもそも一時払逓増終身保険とはどういうものか？相続対策に有効です

外貨建保険は為替手数料に注意します

外貨建の保険料を円から交換して用意する際に為替手数料が必要になります。また外貨建の保険金などを円に交換して受け取る際に為替手数料が必要になります。

「変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する。」

（ピーター Ｆ.ドラッカー）

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