井上寧(やすし)税理士事務所井上寧(やすし)税理士事務所

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2018.04.12.Thu | 介護事業

「介護職員処遇改善加算の見直しとは何か?」通所介護の論点⑨~平成30年度介護報酬改定の動向

介護報酬改定に係る「通所介護」の主な論点をご紹介します。

次のとおりです。(出所:平成30年1月26日 第158回介護給付費分科会)

           

「通所介護」の見直しの主な論点

① 生活機能向上連携加算の見直し

② 心身機能の維持に係るアウトカム評価の創設

③ 機能訓練指導員の確保の促進

④ 栄養改善の取組の推進

⑤ 基本報酬のサービス提供時間区分の見直し

⑥ 規模ごとの基本報酬の見直し

⑦ 設備に係る共用の明確化

⑧ 共生型通所介護

 介護職員処遇改善加算の見直し

 

今回は

「介護職員処遇改善加算の見直しとは何か?」

です。

 

分科会では「介護職員処遇改善加算」について議論がありました。

(平成29年11月29日 第153回介護給付費分科会)

 

「介護職員処遇改善加算(Ⅳ)及び(Ⅴ)」や「介護職員処遇改善加算のあり方」についての意見や議論の内容は、こちら(訪問介護の論点⑥)を参考にしてください。

 

この課題に対して、「介護職員処遇改善加算」は次のとおり見直しが行われます。

(平成30年1月26日 第158回介護給付費分科会)

 

□ この見直しは、サービス共通の見直しになります。

□ 介護職員処遇改善加算(Ⅳ)及び(Ⅴ)については、要件の一部を満たさない事業者に対し、減算された単位数での加算の取得を認める区分であることや、当該区分の取得率や報酬体系の簡素化の観点を踏まえ、これを廃止します。その際、一定の経過措置期間を設けます。

(下図を参考にしてください)

 

「介護職員処遇改善加算」の内容については、同じくこちら(訪問介護の論点⑥)を参考にしてください。

 

「介護職員処遇改善加算」を振り返ってみますと

平成29年4月に「2017年度介護報酬改定」が実施されました。慢性的な介護人材不足が続く中、介護職員処遇改善加算の算定要件を見直し、介護職員1人につき平均1万円程度の賃金改善を行うというものでした。算定できれば人材確保がより有利になるということで、拡充後の「新加算Ⅰ」を取られた事業所は全体の約7割です。さらに加算Ⅱを含めると加算を取得している事業所は約80%の割合を占めます。

 

賃金改善は大切なことですが、より重要なことは「人材育成制度への取り組み」です

□ 法人の将来を見すえて、きちんと機能する人が育つキャリアパスを策定することです。

□ 法人のミッションに沿って、どのような役割や能力をもつ人材を育成し、どのような行動指針に基づいて評価し、昇格・昇級させていくか?これらの人材の育成・評価のプロセスを盛り込んだ人材育成制度に、法人が取り組む必要があります。

□ 機能しているキャリアパスでは、職員が給与面などで将来に希望を持って働くことでき、育った職員が昇格して組織の中核メンバーを担っていくとともに、新しく入職する人の手本となります。良い人材が集まり、育っていく好循環を生み出せる人材育成制度です。結果としてサービスの質が向上し、離職率も低くなります。

(出所:「日経ヘルスケア4月号」エイデル研究所 小林雄二郎氏)

 

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みなさん、今日も春の1日を元気にお過ごしください。

 

火・木曜日は、「介護事業の基礎知識バージョンアップ゚編」として記事を紹介しています。平成30年度介護報酬改定の動向

「通所介護」改定の主な論点

・①「生活機能向上連携加算の見直しとは何か?」はこちら(3/13)

・②「心身機能の維持に係るアウトカム評価の創設とは何か?」はこちら(3/15)

・③「機能訓練指導員の確保の促進とは何か?」はこちら(3/20)

・④「栄養改善の取組の推進とは何か?」はこちら(3/27)

・⑤「基本報酬のサービス提供時間区分の見直しとは何か?」はこちら(3/29)

・⑥「規模ごとの基本報酬の見直しとは何か?」はこちら(4/3)

・⑦「設備に係る共用の明確化とは何か?」はこちら(4/5)

・⑧「共生型通所介護とは何か?」はこちら(4/10)

「訪問介護」改定の主な論点  

・論点①「生活機能向上連携加算の見直しとは何か?」はこちら(2/6)

・論点②「自立生活支援のための見守り的援助の明確化とは何か?」はこちら(2/8)

・論点③「身体介護と生活援助の報酬の見直しとは何か?」はこちら(2/13)

・論点④「生活援助中心型の担い手の拡大とは何か?」はこちら(2/15)

・論点⑤「集合住宅減算(同一建物減算)の見直しとは何か?」はこちら(2/22)

・論点⑥「訪問回数の多い利用者への対応とは何か?」はこちら(2/27)

・論点⑦「サービス提供責任者の役割や任用要件等の明確化とは何か」はこちら(3/1)

・論点⑧「共生型訪問介護とは何か?」はこちら(3/6)

・論点⑨「介護職員処遇改善加算の見直しとは何か?」はこちら(3/8)

「訪問看護」改定の主な論点 

・論点①「在宅の中重度要介護者の療養生活に伴う医療ニーズへの対応強化とは何か?」はこちら(1/16)

・論点②「ターミナルケアの充実とは何か?」はこちら(1/18)

・論点③「複数名訪問加算の創設とは何か?」はこちら(1/23)

・論点④「訪問看護ステーションにおける理学療法士等による訪問の見直しとは何か?」はこちら(1/25)

・論点⑤「報酬体系の見直しとは何か?~基本サービス費を要支援者・要介護者で別立て」はこちら(1/30)

・論点⑥「集合住宅減算(同一建物減算)の見直しとは何か?」はこちら(2/1)

「居宅介護支援」改定の主な論点

・論点①「質の高いケアマネジメントの推進とは何か?」はこちら(12/26)

・論点②「公正中立なケアマネジメントの確保とは何か?」はこちら(12/28)

・論点③「訪問回数の多い利用者への対応とは何か?」はこちら(1/2)

・論点④「医療と介護の連携強化とは何か?」はこちら(1/4)

・論点⑤「末期の悪性腫瘍の利用者に対するケアマネジメントとは何か?」はこちら(1/9)

・論点⑥「障害福祉制度の相談支援専門員との密接な連携とは何か?」はこちら(1/11)

 

 

 有料老人ホーム等の併設事業所に対する集合住宅減算の強化について

・「有料老人ホーム等の訪問介護サービスの見直し」はこちら(12/5)

 

ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。

・月曜日は「開業の基礎知識~初めて開業する方に税理士からお伝えします」

・火・木曜日は「介護事業の基礎知識バージョンアップ゚編」

・水曜日は「事業承継・税理士の視点」

・金曜日は「相続税をわかりやすく!」

・土曜日は「経営者目線で考える中小企業の決算書の読み方・活かし方」

・日曜日は「贈与税で誤りやすい事例」

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