クラウド会計には、良い意味でも悪い意味でも「癖」というものがあります。

その癖を知って活用すれば、大切な長所にもなります。

そうした特徴をご紹介します。

 

たとえば、会計ソフトfreeeで「自動で経理」から登録された取引は、日付や金額の修正ができません

 

すべて最初から正しく記帳(登録)できるわけではありません。

後日、記帳項目を修正する場合が当然でてきます。

誤って登録してしまった取引は、あとから修正・削除することができます

しかし、「自動で経理」から登録された取引は、日付や金額の修正ができません。

「自動で経理」で取り込んだ明細データは、取り込んだ取引自体の削除は可能ですが、

取引の日付や金額の一部を修正することができません。

 

修正できるのは日付や金額以外の項目になります

「Freeeでは、『自動で経理』で取り込んだ明細は、客観的な事実に基づいて正しい明細として考えているため、変更の余地のないデータということになります」

(出所:「会社の経理を全自動化する本」、廣升健生)

 

「自動で経理」から登録された取引の修正の仕方は、「取引の削除」から行います

「取引を削除」する際の注意点

■自動で経理から登録された取引は、元の明細が「登録待ち」になります。

一方

■請求書から登録された取引は、元の請求書が「下書き」になります。

■ファイルボックスから登録された取引は、元のファイルが「未登録」になります。

 

操作手順としては

①「削除」をクリックします。

②確認メッセージの内容を確認し、問題なければ「削除する」をクリックします。

 

「登録待ち」はピンクの表示になります。その後、登録の明細を修正します。

具体例としては

たとえば、純額で売上67,000円の振込入金額を登録していたが、後日、売上割引3,000円を取引として追加登録するケース

取引の削除を行う → 「登録待ち」になります → その後以下の手続きをします。

 

 

■ 複数行取引に該当しますので、次のように「複数行取引」にチェックを入れます。

 

 

■ 必要な行を追加します(控除の場合、マイナス行を追加します)。

 

 

■ 金額が一致したら、次のように登録します。

 

今回、重要なルールは

「自動で経理で取り込んだ明細データは日付や金額の修正ができない」というルールです。

 

Every day is a new day!

夏の1日を元気にお過ごしください。

 

月曜日は「開業のための基礎知識」~初めて開業する方に、必要な準備や基礎知識を税理士からお伝えしています。

「開業のための基礎知識」ブログ記事は

https://www.y-itax.com/category/kaigyo/

 

創業者のクラウド会計

① 創業者にとってクラウド会計を使う6つのメリット

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事業計画(創業計画書)の立て方

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② なぜ自己資源の確認が必要なのか

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④ 販売・仕入・資金計画、このうち販売計画は経営戦略の最重要項目です

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開業前に知っておきたい創業融資の知識創業時の資金調達は、次のとおりです。

①  自己資金と金融機関からの借入の考え方 

② 創業時の資金調達は、はじめに公的融資を考える。   

③ 日本政策金融公庫 <新企業育成貸付> 新規開業資金とは。

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⑥ 日本政策金融公庫 無担保・無保証の新創業融資制度とは

 

事業開始前に知っておきたい経理と消費税の基礎知識は、次のとおりです。

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