吹田市空家等対策計画の策定のため、平成31年4月に吹田市空家等対策協議会が設置されています。10月16日に第2回目の協議会が開催されています。

 

その中の資料で、「地域別の特徴と空家対策」が示されています。

地域を次の6つに区分し、その地域特性や人口増減、高齢化率、空家等の割合などを調査し、空家等の特徴、空家の発生要因を分析している資料です。

 

① JR以南地域

② 片山・岸部地域

③ 豊津・江坂・南吹田地域

④ 千里山・佐井寺地域

⑤ 山田・千里丘地域

⑥ 千里ニュータウン・万博・阪大地域

 

この6つの区分は、介護保険制度の吹田市における「サービス整備圏域」と同じ区分のようです。

これらの地域のうち③の「豊津・江坂・南吹田地域」が空家割合が一番高く、3.3%です。以外な結果です

 

 

というのは、次のとおりこの地域の人口は年々増加しています

 

【地域特性】

 

・江坂地区では、土地区画整理事業により商業・業務機能が集積。南吹田地区でも土地区画整理事業により、住宅と工業・流通・業務機能が分布してます。

・阪急沿線では、戸建、アパート、マンション、文化住宅などが混在する密集住宅地です。

・江坂駅周辺は、本市の商業・業務の中心地としてのにぎわいを有しており、マンションが多く立地しています。

 

【人口増減】

 

・市内で人口が2番目に多く、人口は年々増加しています。

・大阪メトロ御堂筋線沿線を中心に人口が増加しています。

・特に南吹田4丁目では戸建住宅の分譲もあり、人口が急増。

・地域東側の阪急吹田駅周辺では、人口が横ばい~減少しています。

 

【高齢化率】

 

・御堂筋線沿線の人口が増加している一帯で高齢化率が低く、高齢化率は市内で最も低い。

・地域東側の吹田駅周辺や南吹田地区で高齢化率が比較的高い。

 

しかし、この地域の空家割合は「市内で最も高い」

 

・土地区画整理事業区域外である阪急千里線沿線の既成市街地に多く分布しています。

・阪急吹田駅や豊津駅では、駅徒歩圏内でも空家が多く分布しています。

 

この結果について、議論で次のような分析をしています

 

■吹田市は共同住宅が多いので、わかりにくい。江坂界隈も、空家のような戸建の家が結構あります。それが最近開発されています。

■江坂では空家が長期化せずに流動しています。

■江坂では賃貸マンションを建てたいため、業者が土地を買い取ってから、近隣の土地も買い取れるまで待っているというケースもあります。

■更地にしてしまうと固定資産税が上がります。

■分母の戸建数が少ないために多く感じるというのもあります。

■空家化の原因としては、高齢化や相続が一番大きいと思います。

 

意見の中で、次の分析が特徴的でした

 

「江坂の空家等は古い一戸建ての小さな家だと思います。地価も高騰してきて、所有者か相続人が所有しておいた方がいいという判断をしているかと思います。」

「空家等を保有しながら固定資産税を払っても困らないということ。」

 

つまり、吹田の空き家の中には、地価の上昇を見込んで、リターンの機会を待っている空き家があるということです。

 

 

 

空き家問題

 空家等対策の推進に関する特別措置法(空家法)

② 「住宅用地の特例(固定資産税の軽減)」と空家法

 家を取り壊しても固定資産税評価額がそのまま課税対象となるわけではありません

④ 空き家発生のメカニズムを押さえると空き家問題の対策が取りやすい

 空き家のコスト(管理費用など)は、そもそもどれぐらいかかるのか? 

 毎年かかる住宅用土地の固定資産税は、どのように計算されているのか?

⑦ 固定資産税はどうやって計算されるのか?固定資産税の計算方法

 吹田市の空き家問題と「吹田市空家等対策計画(骨子案)」

⑨ 吹田市空家等対策計画(案)の「空家等対策の具体的な取り組み

 

変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する(ピーター F.ドラッカー)

Every day is a new day!

秋の1日を元気にお過ごしください。

 

 

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