そのような場合は「取引を登録」を用います。

記帳を自動化できない取引がありますので、ご注意ください

 

よくあるのは、現金取引が少なく、毎月、領収書の枚数が少ないケースです。

わざわざ、現金出納帳のテンプレートを利用して取り込む必要はありません。

領収書を元に、手動で取引を登録する方が効率的です。

また、発生ルールで記帳する場合も手動で取引を登録する必要があります。

 

このような場合は「手動で取引を登録する」を使います

 

たとえば、現金でコピー用紙(消耗品費)5千円を購入したケース。

「発生日(取引内容が確定した日)」と「決済日(資金の支払をした日)」が同じです。

こうしたケースは、決済ステータスを「完了」として取引を登録し、決済済みの取引として登録します。

次のとおりです。

 

その際の入力項目は次のとおりです

 

■収支…収入または支出から選択(この場合は支出です)

■決済…「完了」を選択します

■口座…決済した口座を選択(現金で決済した場合は「現金」を選択します)

■取引日…収支の発生した日を選択(「現金」を支払った日のことです)

■勘定科目…フォームにキーワードを入れて検索するか、クリックすると表示される候補の中から選択します。

■金額…金額を消費税込みで入力します

■取引先…品目・部門・メモタグ入力したい情報があれば候補から選択します

※ 候補に入力したい項目がない場合は新規作成します

■備考…メモとして入力したい情報があればフリーワードで入力します

 

 

決済の前に、未決済の取引を登録する場合にも使用します

 

「発生日(取引内容が確定した日)」と「決済日(資金の支払をした日)」が異なる場合は、決済ステータスを「未決済」として取引を登録します。

つまり、掛けの場合です。

 

次のような取引です。

自社は5月31日に、〇×ソリューション株式会社にソフトエアを納品し、請求書を発行した。

 

その際の入力項目は次のとおりです

 

■収支…収入または支出から選択(この場合は収入)

■決済…「未決済」を選択します。

■期日…予定している支払日を選択します。

■取引日…収支の発生した日を選択します(この場合は「請求書を発行した日」です)。

■勘定科目…フォームにキーワードを入れて検索するか、クリックすると表示される候補の中から選択します。

■金額…金額を消費税込みで入力します。

■取引先…品目・部門・メモタグ入力したい情報があれば候補から選択します。

※ 候補に入力したい項目がない場合は新規作成します。

■備考…メモとして入力したい情報があればフリーワードで入力します。

 

freeeは「自動で経理」で処理するのが基本ですが、「自動で経理」で登録できない処理があります。それが「未決済の取引」です。

未決済の取引は「自動で経理」が使えないと、覚えておいてください。

 

つまり「未決済の取引を登録する」とは

 

freeeの取引データには、「決済済み」と「未決済」の2種類のステータスがあります。対価の支払い・回収が完了している場合に「決済済み」、そうでない場合に「未決済」を選択します。

未決済で取引を登録することで、売掛金や買掛金が自動的に計上されます。

後払いとなる取引の場合は、通常は発生日に未決済の取引を登録し、後から決済情報を登録する(消し込む)という順序で処理することになります。

 

その後「決済情報」を登録します

 

銀行に振り込まれるなどして未決済取引の支払・回収が完了したら、決済を登録します。

「取引」→「取引の一覧」を開いて、決済状況が「未決済」の取引に絞り込むことで、未決済の取引を見つけやすくなります。

 

 

取引を選択すると、取引の詳細が表示されますので、[決済を登録]をクリックします。

 

 

取引の金額と入出金額が異なる場合

 

入出金時に手数料が追加されていた場合は、手数料込みの金額を入力し、「支払手数料として登録」にチェックを入れたまま登録すると、手数料分の取引を追加しつつ決済できます。

 

支払手数料をこちらが負担する場合です。

100,000円の売上で、108円の振込手数料を負担した場合(入金額は99,892円)

 

 

逆に支出取引の場合

相手が手数料を負担した場合は、そのことをこちらが考慮する必要はありませんので、出金金額をそのまま決済登録します。

たとえば具体的には

80,000円の取引の支払いをする際に、相手が216円の振込手数料を負担した場合でも、こちらが実際に払うのは80,000円です。決済金額は80,000円とします。

決済金額を「79,784円」とする必要はありません。

 

 

かりに、たとえば決済金額を「79,894円」にしても、「差額を相手方が負担し、出金金額に含む」にチェックを入れたままにすると、80,000円が決済されたものとして登録されます。

 

よくあるのが個人事業主で源泉所得税が控除されているケース

 

たとえば、100,000円を売上げたので売掛金を登録しました。

その入金が8月24日にありました。

源泉所得税10,210円と振込手数料290円が控除され、入金額は89,500円

 

これは、次の3つの登録が必要になります。

① 100,000円の売掛金の消し込みの登録

② 10,210円の源泉所得税を控除する取引の登録

③ 290円の振込手数料を控除する取引の登録

 

画面でみると次ような画面になります。

 

 

画面に慣れるまで少し時間がかかるかと思います。

 

freeeのすべての機能を理解する必要はないと思っています。それでは時間がいくらあっても足りません。

自分の記帳にとって必要な機能は何か?を考えて、その部分を理解できれば十分だと考えています。

 

Every day is a new day!

夏の1日を元気にお過ごしください。

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月曜日は「開業のための基礎知識」~初めて開業する方に、必要な準備や基礎知識を税理士からお伝えしています。

「開業のための基礎知識」ブログ記事は

https://www.y-itax.com/category/kaigyo/

 

創業者のクラウド会計

① 創業者にとってクラウド会計を使う6つのメリット

② 創業者は必ず、65万円の青色申告特別控除を受けましょう

③ クラウド会計で経理を楽に!「すぐに」「簡単に」と思わないほうがいいです

 口座を自動連携させても最後に残るのは現金。手書きの現金出納帳はやめましょう

⑤ 自宅兼事務所の家賃など、支出にプライベート用と事業用の双方が混ざっています

 

事業計画(創業計画書)の立て方

① なぜ、事業計画(創業計画書)が必要なのか

② なぜ自己資源の確認が必要なのか

③ 事業内容の確認とは、ビジネスモデルのグランドデザインを行うこと。事業継続後、何度でも見直します

④ 販売・仕入・資金計画、このうち販売計画は経営戦略の最重要項目です

⑤ 収益の予想を立て、軌道に乗るまでの収支の流れを把握する

⑥ キャッシュには余裕を持って事業計画を立てましょう

 

開業前に知っておきたい創業融資の知識創業時の資金調達は、次のとおりです。

①  自己資金と金融機関からの借入の考え方 

② 創業時の資金調達は、はじめに公的融資を考える。   

③ 日本政策金融公庫 <新企業育成貸付> 新規開業資金とは。

④ 日本政策金融公庫 <新企業育成貸付> 女性・若者・シニア起業家支援資金とは。

⑤ 日本政策金融公庫 <新企業育成貸付> 中小企業経営力強化資金とは

⑥ 日本政策金融公庫 無担保・無保証の新創業融資制度とは

 

事業開始前に知っておきたい経理と消費税の基礎知識は、次のとおりです。

① 普通預金通帳で資金管理をする! 

② 経理の必要性!経理は将来性を計る指標です。 

③ 記帳~会計ソフト利用の検討をおすすめします!

④ 記帳から確定申告、ざっくりとイメージしてください。  

⑤ 確定申告書を作成、場合によっては税理士への依頼を考える。  

⑥ 消費税の計算方法は2つ、選択は慎重に。   

⑦ 帳簿や証憑類は整理して7年間保存する。  

 

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