井上寧(やすし)税理士事務所井上寧(やすし)税理士事務所

一からはじめる会計のお手伝い。スタートアップの志を支える税理士。
Blog丁寧解説お役立ちブログ。
2019.12.25.Wed | 消費税

キャッシュレスポイント還元事業の「ポイント付与」「口座充当」「引落相殺」「即時充当」にともなう会計処理 ~ 消費税㉗

 

キャッシュレスポイント還元事業で、ポイント還元方法は4つあります。

それぞれのポイント還元方法と対応する会計処理を考えてみます

 

還元方法はつぎの4つです。

 

①ポイント付与

 

後日、ポイントが付与されます。

つまり、通常ポイント(もしくは専用ポイント)や電子マネー残高に、上乗せでチャージして還元する方法です。

決済手段:クレジットカード、電子マネーなど

 

②口座充当

 

後日、口座にポイント相当額が振込されます。

つまり、少なくとも一月以内の期間毎に口座にポイント相当額を付与する方法です。

決済手段:デビットカードなど

 

③引落相殺

 

口座から引き落とす際に、ポイント相当額を請求額から相殺する方法です。

決済手段:クレジットカードなど

 

④即時充当

 

購入時に即時還元されます。

購買時に、即時、購買金額にポイント相当額を充当する方法です

決済手段:コンビニなどでのキャッシュレス決済時など

 

まとめると次のとおりです。

 

 

(出所:経済産業省HP)

 

①の「ポイント付与」、②の「口座充当」の場合の会計処理

 

たとえば、5,000円のポイント還元を受けて、後日、そのポイントを利用して商品(15,000円)を購入したケースを考えてみます。

処理方法としては2つあります。

A:ポイントを利用したときに会計処理をするケースと、B:ポイントを受け取った時と利用した時に会計処理をするケースです。

 

A:ポイントを利用したときに会計処理をするケース

 

利用時の処理は次のとおりです。

 

 

B:ポイントを受け取った時と利用した時に会計処理をするケースです

 

■ポイント還元でポイントを受け取ったとき

 

 

ポイントを利用して商品を購入したとき

 

 

記帳は、Aの「利用したときにだけ仕訳する方」が効率的で簡便だと思います。

 

③の「引落相殺」については

 

■商品(15,000円)を購入したとき

 

 

■銀行口座から引き落としのとき

 

 

いずれも処理のときも雑収入は消費税は不課税(課税対象外)です。

 

④「即時充当」については

 

以前のブロク記事で紹介しました。

コンビニのポイント還元即時充当の取引の記帳方法について

 

 

変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する(ピーター F.ドラッカー)

Every day is a new day!

冬の1日を元気にお過ごしください。

 

 

創業者には、事業を着実に成長させるために、決算書の会計データを計器盤として利用することをおすすめしています。次のようなサービスを提供しています。

創業起業サポート 「創業者応援クラウド会計サービス」と「顧問相談クラウドサービス」

 

お伺いして、会計処理や税務の相談や提案などさせていただくサポートサービスを提供しています。

税務会計顧問サービス

 

 

消費税

 持ち帰りと店内飲食を、税込みで同じ価格にする方法があります

② 国内で行う商品の発送、内国法人は輸出免税の適用を受けることができません

 海外事業者から商品の販売委託を受ける場合

 消費税アップ後、消費税負担が下がり増税後の方が得になります

⑤ どう選択するか?「軽減税率対策補助金」と「キャッシュレス・消費者還元事業

⑥ 軽減税率導入に伴う、飲食料品を取扱う「卸売業者」や「小売業者」のキホン

 税抜き/税込み、どちらの表示が正しいの?わかりづらい外税表示と総額表示

 わかりやすい表示について考えます

⑨ 来年の確定申告時には消費税率8%から10%の差額に対応する消費税額が増加しま

 国外事業者に支払うインターネット宿泊予約サイトへの掲載手数料の取扱い

⑪ 「消費税の軽減税率」で飲食店の価格表示はどうなるのか?どうするのか

⑫ テイクアウトできる飲食店の価格表示?税込価格を異なるようにする場合

 有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などの食事の提供は課税です

 有料老人ホームなどで提供される食事が軽減税率(8%)となる場合のルール

 有料老人ホームなどで提供される食事が、軽減税率(8%)とされる理由

⑯ 有料老人ホームなどで提供される食事が、軽減税率(8%)となるための金額ルール

 老人ホームの食事に厨房管理費と食材費がある場合の軽減税率の考え方

 「簡易課税」とは。簡易課税の選択を検討することをおすすめします

 「原則課税」または「簡易課税」の選択。その有利・不利の判定の仕方

 決算書類からは消費税確定申告書の作成ができません

 お店が8%と10%の商品を購入した際、税込経理でも区分経理が必要です

㉒ 消費税の「不課税」「課税」「非課税」の判定について

㉓ コンビニのポイント還元即時充当の取引の記帳方法について

 個人で開業した際に、最初に消費税について考えるべきこと

 ポイント即時充当によるキャッシュレスの消費税仕入税額控除の考え方

㉖ 税率ごとに区分経理した帳簿から「課税取引金額計算表」を作成します

㉗ 区分経理が間に合わない個人事業者のための「消費税簡易課税制度選択届出書」特例

 

ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。

・月曜日は「開業の基礎知識~創業者のクラウド会計

・火曜日は「介護事業」

・水曜日は「消費税」

・木曜日は「法人節税策の基礎知識

・金曜日は「相続税ついてわかりやすく!」

・土曜日は「経営者目線で考える中小企業の決算書の読み方・活かし方」

・日曜日はテーマ決めずに書いています。

 

免責

ブログ記事の内容は、投稿時点での税法その他の法令に基づき記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。

 

投稿タグ
カテゴリーで絞る
back記事一覧へ戻る

まずはお気軽にお問い合わせください

06-6318-7726

営業時間:9:00~17:00(月曜日~金曜日)

メールでのお問い合わせ