井上寧(やすし)税理士事務所井上寧(やすし)税理士事務所

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2020.08.10.Mon | 創業

取引登録の際に「取引先」「品目」「部門」「メモタグ」「備考」を設定します ~ クラウド会計freee[91]

 

 

「創業者のクラウド会計」の記事です。

クラウド会計を活用し、会計データを整理し、効率的に記帳をすることをおすすめしています。

 

今回は

 

取引登録の際に「取引先」「品目」「部門」「メモタグ」「備考」を設定します”

 

を紹介します。

 

取引を登録します。その際「誰から何を仕入れたか」などを登録しておきます。

つまり、後からどんな取引だったかを確認できるようにします。

 

他の会計ソフトでは、それらは補助科目欄や摘要欄に登録します。

freeeでは、「取引先」「品目」「部門」「メモタグ」「備考」欄に登録します。

 

「摘要の種類」として、次のように5つの入力欄が設けられているわけです

 

すべてを登録する必要はありません。

 

 

たとえば

 

広告宣伝用の商材制作を行っている会社の場合、次のように利用します

 

①10/1に、ABC株式会社からポスターの発注を受けました。売上は50万円で、毎月10万円ずつ、5回に渡って入金がされます。

 

取引先 → 「ABC株式会社」

品 目 → 「ポスター代」

備   考 → 「5回に分け入金」

 

②10/3には、先方とデザイン打ち合わせのため、制作部が出張に行きました。経費は新幹線代3万円です。

 

部  門 → 「制作部」

メモタグ → 「新幹線代」

備     考 → 「ポスターデザインの打ち合わせのため」

 

③10/20に、EFGスーパーマーケットで社内懇親会用に10万円分の食品を購入し、経費としました。

 

備 考 → 「社内懇親会のため」

 

 

 

取引先・品目・部門・メモタグを登録します

 

「取引先」「品目」「部門」「メモタグ」は、あとから管理・検索しやすいように、自由に登録してよいのですが、一定のルールを決めておきます。

 

■たとえば、「取引先」として「A社」「B社」「C社」を登録しておきます。

その後、取引登録の際に、「取引先」(A社〜C社)から該当する取引先を選択します。

 

■「取引先」「品目」は、補助科目のように勘定科目にひもつけます。

「取引先」「品目」を補助科目のように、ある勘定科目の内訳として用いたい場合、勘定科目の内訳管理用の「取引先」「品目」を設定します。

 

 

■「備考」は、事前に選択肢としては登録しません。

「備考」は、「取引先」「品目」「部門」「メモタグ」を使用しないスポット情報を登録します。

 

 

 

登録方法:取引の登録時に「取引先」「品目」「部門」「メモタグ」を登録します

 

①「取引先」または「品目・部門・メモタグ」欄をクリックして登録したい選択肢を入力します。登録するタブ(下図の例では「品目」タブ)を選んでから「○○(新規登録)」(下図の例では「コピー用紙(新規登録)」)と表示された箇所を選択します。

 

 

 

②ショートカットを設定することができます。

 

 

③ この例でいうと登録完了後、「品目」(コピー用紙)が取引に登録された状態になります。

 

 

 

(出所:freeeヘルプセンターマニュアル)

 

 

変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する(ピーター F.ドラッカー)

Every day is a new day!

夏の1日を元気にお過ごしください。

 

 

創業者には、事業を着実に成長させるために、会計データを計器盤として利用することをおすすめしています。次のようなサービスを提供しています。

創業起業サポート 

 

 

初めて開業する方に、必要な準備や基礎知識を税理士からお伝えしています。

「開業のための基礎知識」ブログ記事は

https://www.y-itax.com/category/sogyo/

 

 

クラウド会計freee【パート2】 

51 クレジットカードを利用した場合の記帳について

52 クレジットカードを利用した場合の記帳 その2 「支払った内容を登録します」

53 クレジットカードを利用した場合の記帳 その3「銀行口座の引き落としを登録

54 クレジットカードで分割払いを利用した場合の記帳方法

55 銀行口座の同期残高と登録残高は合っていますか?

56 クレジットカードでリボ払いを利用した場合の記帳方法

57 銀行からの借り入れと返済の記帳のしかた

58 個人事業主の場合、売上が源泉徴収の対象となる報酬などの取引登録のしかた

59 キャッシングやカードローンを利用した場合の登録のしかた

60 個人事業主などに源泉徴収の対象となる講師料などを支払ったときの登録のしかた

61 個人事業主などに源泉徴収の対象となる講師料などを支払ったときの登録(出金時のみ登録している場合

62 銀行から受取利息の入金があったときの登録(記帳)について

63 給与手当や役員報酬の支払いの記帳方法

64 販売した商品が返品された場合など、返金分の記帳方法

65 「売上戻り高」・「仕入戻し高」を使用する場合の記帳方法

66 商品を輸入した場合の記帳方法について

67 個人に不動産所得と事業所得がある場合の記帳について

68 「前受金の記帳について」商品の注文時に内金を受け取ったときの処理

69 銀行への振込手数料の記帳について

70 消費税申告義務が発生した場合、納付する消費税の課税方法を選択します

71 消費税の税区分の種類(課税・非課税・対象外)とその選択について

72 消費税の税区分の種類の操作について

73 正しい消費税区分が選択できているかどうかは「消費税区分別表」を確認します

74 消費税区分を確認するための「消費税区分別表」の利用方法

75 消費税の中間申告および納付の登録・処理を行います

76 消費税の確定申告および納付の登録・処理を行います。決算整理を含みます。

77 預金残高のズレを確認する「タイムライン」という機能は大変便利です

78 記帳内容をチェックする「記帳レビュー」機能の活用について

79 認定アドバイザーのみが活用できる「自動帳簿チェック」機能について

80 月次推移表(損益計算書・貸借対照表)の活用について

81 間違った登録を修正します。総勘定元帳の修正方法のポイント

82 登録済の取引の中から特定の取引を修正したい場合は、条件で絞り込みます

83 銀行口座の残高の不一致を修正します。おもな不一致の原因は7つです

84 「消費税区分別表」と「消費税集計表」の取扱いと活用のしかた

85 freeeの振替伝票の特徴と作成方法について

86 freeeの振替伝票作成上の追加機能:「振替伝票の途中に入力行の挿入 / 空行を保持」「金額欄が0の空行を保持」します

87 減価償却費を計算させるため固定資産を固定資産台帳に登録します

88 自宅兼事務所の家賃などがある場合、個人事業者は家事按分を登録します

89 決算書を作成する前に、日常に使っている勘定科目が決算書上でどのように表示されるかを確認します。修正可能です

90  個人が土地や建物の貸付けにより得た不動産所得の記帳について

 

 

クラウド会計freee【パート1】

① 最初は違和感があります。「口座」「明細」「取引」などfreeeに出てくる用語

② 未決済と決済完了。未決済の取引の登録は自動で経理が使えません

③ freeeには補助科目がありません。代わりに「メモタグ」などの機能を利用します

 新設の法人が会計freeeを最初に利用する場合の初期設定

⑤ 「開始残高の設定」で気をつけたいポイント

 創立費・開業費の入力のポイント

⑦ 開始残高に売掛金など債権債務がある場合とその後の振替処理

⑧ 現金取引の処理方法。CSVで利用明細を用意して取り込みます

 手動で「銀行の明細」を取り込む(明細アップロード)

 経理の記帳業務を楽にする「口座同期の活用

⑪ 銀行やクレジットカードを「口座」として登録します

⑫ 「取引」を3つに区分します。「収入取引」「支出取引」「口座振替

 銀行口座・クレジットカードとの同期のメリット

⑭ 銀行口座・クレジットカードを同期する際に注意したい3つのポイント

⑮ クレジットカードの利用明細を取り込む際のチェックポイント

 手動で対応する場合は、アップロードする明細を用意します

⑰ 「手動で取引を登録する」必ず登録するケースがでてきます

 手動で銀行やカードの明細を取り込みます「明細アップロード

 freeeに登録した銀行口座などの同期がうまくできない場合

 アマゾンの購入履歴を取り込む場合

㉑ Airレジの売上データを取り込む

 POSレジサービス・スマレジの売上データを取り込む

 スマレジの売上データを取り込む前に「設定」が必要です

 ペイパル(PayPal)を利用して商品を仕入れた場合

㉕ Square(スクエア) 売上データを取り込む場合

 Square(スクエア) 売上データを取り込む場合【具体例】

 Square(スクエア) 側で税金の設定をします

㉘ 領収書などの紙のデータをファイルボックスに取り込み、取引登録できま

㉙ 領収書をファイルボックスに取り込んだ後、原本の保管はどうしますか

 レシートをファイルボックスに取り込んだあと、取引登録をします

 給与と役員報酬の支払の記帳は、取引テンプレートを活用します

㉜ 売上の明細など複数の勘定科目が発生する場合の取引の記帳

㉝ 先方が差し引いた手数料がある売上入金の取引記帳

㉞ 「給与支払の登録」頻度の高い会計処理です。手動で複数行の取引を登録します

 未決済取引の登録方法について

 未決済取引の登録後、回収・支払があれば「決済を登録」します

 未決済取引の決済登録で、取引金額と入出金額が異なるケースの登録方

 「自動で経理」から未決済取引と取得明細をマッチングさせます

 デザイナーなど個人事業主が、源泉徴収される入金があった場合の「消し込み」

 未決済取引の消し込み金額に過不足があった時の記帳方法

㊶ 未決済取引の消し込み金額に過大な入金があった場合の記帳

㊷ 未決済取引の消し込み金額に対して入金額が過少な場合の記帳

㊸ 売掛金と買掛金を相殺して消し込む場合の登録方法(記帳)

 「口座振替」を使って取引を入力します

㊺ 口座振替で「無視する」を選択する理由

 現金の預金への預け入れで、「自動で経理」から記帳するときに注意すること

 大量のレシート類を、効率的に連続取引登録する記帳方法について

 取引と口座振替のインポートにより、一括登録することができます

㊾ プライベートの支払いや生活費を支払った場合の記帳について

 プライベートの支払いや生活費を支払った場合の記帳について

 役員個人の財布から、会社の事業経費を支払った場合の記帳について

 

ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。

 

・月曜日は「開業の基礎知識~創業者のクラウド会計

・火曜日は「介護事業」

・水曜日は「消費税」

木曜日は「知っておきたい法人節税策の基礎知識」

・金曜日は「贈与や相続・譲渡など資産税」

・土曜日は「開業の基礎知識~創業者のクラウド会計」

・日曜日は、テーマを決めずに書いています。

 

 

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