金曜日は相続税をわかりやすく!

 

計算の考え方は

まず遺産全体にかかる相続税の総額を計算します

 

それを相続人や受遺者が引きついだ財産額に応じて割り振って、各人の納税額を計算します。

 

具体的には、次の順序で計算します。

 

[1]それぞれの各人の課税価格を計算します

 

まず、相続や遺贈および相続時精算課税の適用を受ける贈与によって財産を取得した人ごとに、課税価格を次のように計算します。

 

① 相続または遺贈により取得した財産の価格

② みなし相続等により取得した財産の価格

③ ▲ 非課税財産の価額

④ 相続時精算課税に係る贈与財産の価格※1

⑤ ▲ 債務および葬式費用の額

⑥ ① + ② – ③ + ④ – ⑤ = 純資産価額(赤字のときは0)

 

⑦ 相続開始前3年以内の贈与財産の価格※2

⑧ ⑥ + ⑦ = 各人の課税価格(千円未満切捨て)

 

相続時精算課税に係る贈与財産の価格とは※1

相続時精算課税の特定贈与者が死亡した場合は、相続時精算課税の適用者(受贈者)が特定贈与者から相続または遺贈により財産を取得しない場合であっても、相続時精算課税の適用を受けた贈与財産は相続または遺贈により取得したものとみなされます。

贈与の時の価額で、相続税の課税価格に算入されることになります。

 

相続開始前3年以内の贈与財産の価格とは※2

相続または遺贈により財産を取得した相続人等が、相続開始前3年以内にその被相続人からの暦年課税に係る贈与によって取得した財産の価額をいいます。

 

[2]各人の課税価格を合計して、課税価格の合計額を計算します

 

①[1]で計算した各人の課税価格を合計して、課税価格の合計額を計算します。

各相続人の課税価格の合計 = 課税価格の合計額

 

②課税価格の合計額から基礎控除額を差し引いて、課税される遺産の総額を計算します。

課税価格の合計額 - 基礎控除額(3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数)

= 課税遺産総額

 

法定相続人について

■法定相続人の数は、相続の放棄をした人がいても、その放棄がなかったものとした場合の相続人の数をいいます。

■法定相続人のなかに養子がいる場合の法定相続人の数は、次のとおりとなります。

・ 被相続人に実子がいる場合は、養子のうち1人までを法定相続人に含めます。

・ 被相続人に実子がいない場合は、養子のうち2人までを法定相続人に含めます。

 

[3][2]で計算した課税遺産総額を、各法定相続人が民法に定める法定相続分に従って取得したものとして、各法定相続人の取得金額を計算します

 

課税遺産総額 × 各法定相続人の法定相続分 = 法定相続分に応ずる各法定相続人の取得金額(千円未満切り捨て)

 

[4][3]で計算した各法定相続人ごとの取得金額に税率を乗じて相続税の総額の基となる税額を算出します

 

法定相続分に応ずる各法定相続人の取得金額 × 税率 = 算出税額

 

[5][4]で計算した各法定相続人ごとの算出税額を合計して相続税の総額を計算します

 

各法定相続人ごとの算出税額の合計=相続税の総額

 

[6]各人ごとの相続税額の計算

 

計算した相続税の総額を、財産を取得した人の課税価格に応じて割り振って、財産を取得した人ごとの税額を計算します。

 

相続税の総額 × 各人の課税価格 ÷ 課税価格の合計額 = 各相続人等の税額

 

次の図解を参考にしてください。

(国税庁:暮らしの税情報)

 

 

また、国税庁の相続税の申告要否判定コーナーを使うと簡単です。

税額の目安を算出できます。

 

 

Every day is a new day!

冬の1日を元気にお過ごしください。

画像はヤマトくん、16歳です。

 

 

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金曜日は「相続税をわかりやすく!」を紹介しています。

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