中小企業が金融機関から資金調達するための「短期継続融資」について紹介します。

 

金融庁は平成27年1月20日に「短期継続融資」について、次のとおりアナウンスしています

 

①短期継続融資についての誤った対応

 

「金融庁では、平成14年に、書替えが継続している手形貸付等(「短期継続融資」)について、正常運転資金を超える部分は不良債権に当たるかどうかの検証が必要、との考え方を金融検査マニュアル別冊〔中小企業融資編〕(事例19)でお示ししました。」

 

「これを受け、一部の金融機関においては、正常運転資金の範囲内での融資であっても、『短期継続融資』による対応を差し控え、長期融資(多くは担保・保証付)で対応する動きも見られてきたところです。」

 

②短期継続融資の趣旨の明確化

 

「こうした経緯を踏まえ、今般、金融庁では、金融検査マニュアル別冊〔中小企業融資編〕に新たな事例(事例20)を追加し、以下の趣旨を明確化することといたしました。」

 

 

「短期継続融資」についての金融庁の考え方

 

①正常運転資金に対して、「短期継続融資」で対応することは何ら問題ない

 

②「短期継続融資」は、無担保、無保証の短期融資で債務者の資金ニーズに応需し、書替え時には、債務者の業況や実態を適切に把握してその継続の是非を判断するため、金融機関が目利き力を発揮するための融資の一手法となり得る。

 

③正常運転資金は一般的に、卸・小売業、製造業の場合、「売上債権+棚卸資産-仕入債務」とされているが、業種や事業によって様々であり、また、ある一時点のバランスシートの状況だけでなく、期中に発生した資金需要等のフロー面や事業の状況を考慮することも重要である。

 

これらの趣旨を明確にするため

 

金融庁は新たな事例(事例20)を金融検査マニュアル別冊〔中小企業融資編〕に追加したわけです。

 

そもそも、金融検査マニュアル別冊(中小企業融資編)とは

 

平成11年7月に作成された金融検査マニュアルにおいて、中小・零細企業等の債務者区分の判断について、記述が分かりにくいこともあり、中小・零細企業等に対して「金融検査マニュアル」が機械的・画一的に適用されていました。

そこで、平成14年6月に中小・零細企業等の経営状態や将来性の評価のためには、財務状況だけでなく、きめ細かい経営実態把握が欠かせないことを踏まえ、金融検査マニュアル別冊(中小企業融資編)が作成、公表されました。

 

金融検査マニュアル別冊の活用について

 

金融検査マニュアル別冊には、中小企業の(1)特性や経営状態を判断するため、(2)将来性の評価向上のために、具体的な判断材料や運用例などが記載されています。

そのため、金融検査マニュアル別冊の内容を理解することで、資金調達に有効な対策がとれることになります。

 

この別冊は、中小企業が金融機関から円滑に資金調達するためには、具体的に

①金融機関に対して何を開示すべきか?

②金融機関にどのようなコミュニケーションをとれば良いのか?

中小企業向け融資に焦点を当てた手引書になっています。

 

融資を受けるにあたって、金融検査マニュアル別冊の内容を理解することをおすすめします。

 

Every day is a new day!

冬の1日を元気にお過ごしください。

 

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経営者目線で考える中小企業の決算書の読み方・活かし方

① 借入金の返済に必要なもうけはいくらですか?

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⑥ 粗利率ではなく粗利益(売上総利益)でみる

⑦ 販管費とは営業にかかった費用のことをいいます。 

⑧ 交際費は年間800万円までが経費になります。 

⑨ 本来の事業でどれだけ稼げているか?がわかるのが営業利益。 

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土曜日は「会計」を紹介しています。

ブログ記事はhttps://www.y-itax.com/category/keiri/

 

会計超理解ハンドブック(No1~No17)

① 会計の勉強を始めたが…

② 財務三表とは?

③ 損益計算書は5つの“利益”だけ覚えてください

④ 損益計算書は前期と比較する

 貸借対照表は三つの箱で理解する!

⑥ 貸借対照表は五つの箱で考える。

⑦ 貸借対照表で現金を増やす方法がわかる。 

⑧ キャッシュフロー計算書は資金繰り表です

 ⑨ 減価償却費って何ですか

 ⑩ 利益は出ているけれど、黒字倒産はなぜ起こる

⑪ 決算書はどう読むか?貸借対照表のチェックポイントは純資産です

⑫ 貸借対照表のチェックポイント「固定資産と純資産」です。

⑬ C/F計算書のチェックポイントは「営業キャッシュフロー」です

⑭ 貸借対照表は2期分ならべて比べる。  

⑮ 利益の増加とは、自力で資金調達していることと同じです。   

⑯ 毎月、試算表を作成して活用する!

⑰ 月次の試算表から、資金繰りを把握する方法

 

ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。

・月曜日は開業の基礎知識~創業者のクラウド会計

・火曜日は「平成30年度介護報酬改定の重要事項」

・水曜日は新事業承継税制特例のポイント解説

・木曜日は法人節税策の基礎知識

・金曜日は「相続税ついてわかりやすく!」

・土曜日は「経営者目線で考える中小企業の決算書の読み方・活かし方」

・日曜日は「贈与税をわかりやすく!」

 

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