木曜日は、法人税などの節税の記事を紹介しています。

4回にわたり、代表者が所有する土地等を、無償で同族会社が借り受けた場合について、「土地の無償返還に関する届出書」が提出するケースを解説しました。

 

しかし「土地の無償返還に関する届出書」を提出することができない場合があります

 

次のようなケースです。

 

個人間における土地の貸借

 

つまり、地主=個人、借地人=個人の場合は、届出は不要です。

個人間の土地の貸借については、土地の無償返還に関する届出書を税務署に提出することにはなっていません。

 

つまり、個人間において使用貸借により土地の借り受けがあった場合に、借地人(借り主)に対し権利金の認定課税を行うことはないからです。

したがって、個人・個人間の借地権設定については、土地の無償返還に関する届出書の制度自体がありません

 

 

権利金の支払いがある場合

 

そもそも、「土地の無償返還に関する届出書」は、借地権の返還の際に立ち退き料等の経済的利益を、地主に要求しないことを前提としています。

言い換えると、「土地の無償返還に関する届出書」の提出により、借地権認定課税が行われないのは、当事者間において「借地権がない」ことを前提にしているからです。

したがって、一部権利金を収受した場合や、特別な経済的利益を受けるケースには、「土地の無償返還に関する届出書」を提出することができません。

 

「相当の地代の改訂に関する届出書」が提出されている場合

 

相当の地代改訂方式というものがあります。

「相当の地代改訂方式」と「相当の地代据置方式」との2つがあります。これらの届出書が提出されている場合は、「土地の無償返還に関する届出書」を提出することはできません。

 

 

変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する(ピーター F.ドラッカー)

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夏の1日を元気にお過ごしください。

 

 

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木曜日は「知っておきたい法人節税策の基礎知識」を載せています

 

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会社が支払う終身保険の保険料の取扱い

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法人が支払う第三分野保険の保険料の取扱いが変更されています

「がん保険」保険料の取扱いが変更になっています

法人契約の個人年金保険の取扱い。資産になるケースと損金になるケース

 

 「土地の無償返還に関する届出書」とは何ですか?

同族会社が、代表者所有の土地を権利金なしで借り受けた場合

土地の無償返還に関する届出書とは、借地権の認定課税を避ける方法です

「土地の無償返還に関する届出書」が提出されている場合の借地権の評価

土地の無償返還届出書が提出されている場合の課税関係のまとめ

 

同族会社とその役員間の税務ルール」を紹介しています。

https://www.y-itax.com/category/houjin/

あてはまる事例を参考にしてくださいね。

 

土地貸借の税務ルール

 

・「会社が、社長から土地を借りる」と税金の問題が発生します」はこちら(1/24)

・「会社が権利金を支払うケース」はこちら(1/31)

・「会社が相当の地代を支払うケース」はこちら(2/7)

・「権利金に代えて、相当の地代に満たない地代を支払うケース」はこちら(2/21)

・「無償返還に関する届出書を提出すると認定課税は行われません」はこちら(2/28)

 

 土地売買の税務ルール

 

・「会社が社長から土地を買う。その時の時価をどう算定するか」はこちら(12/13)

・「会社が社長から土地を買う。社長と会社の税金はどうなりますか?」はこちら(12/20)

・「会社が、社長から低額で土地を買うと税金の問題が発生します」はこちら(12/27)

・「会社が、社長から高額で土地を買うと…」はこちら(1/3)

・「社長が、会社から低い価額で土地を買うと…」はこちら(1/10)

・「社長が、会社から時価より高い価額で土地を買うと…」とはこちら(1/17)

 

建物貸借の税務ルール

 

・「会社が社長から建物を借りる」はこちら(10/11)

・「会社が社長から建物を借りる、社長の税金」はこちら(10/18)

・「社長が会社から建物を借りる、家賃のルール」はこちら(10/25)

・「社長が会社から建物を借りる、低額家賃の場合」はこちら(11/1)

 

 金銭貸借の税務ルール

 

・「会社が社長からお金を借りる」はこちら(11/8)

・「会社が社長からお金を借りる、高金利の場合」はこちら(11/15)

・「会社が社長からお金を借りる、無利息の場合」はこちら(11/22)

・「社長が会社からお金を借りる」はこちら(11/29)

・「社長が会社からお金を借りる、無利息の場合」はこちら(12/6)

 

ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。

・月曜日は開業の基礎知識~創業者のクラウド会計

・火曜日は「平成31年度介護報酬改定の重要事項」

・水曜日は「消費税」

・木曜日は知っておきたい法人節税策の基礎知識

・金曜日は「相続税ついてわかりやすく!」

・土曜日は「経営者目線で考える中小企業の決算書の読み方・活かし方」

・日曜日は特にテーマを決めずに書いてます

 

免責

ブログ記事は、投稿時点での税法等に基づき記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。